AfterEffectsトランジション集25選:コピペで使えるエクスプレッション付き

AfterEffectsのトランジションエフェクト集

AfterEffectsを20年使ってきて思うのは、「トランジションの引き出し」が多いクリエイターほど編集のテンポが速いということだ。毎回ゼロから考えるのではなく、「このシーンにはこれ」という判断が瞬時にできるようになると、編集時間が体感で半分以下になる。

以下、実際の現場でよく使うトランジションを25個まとめた。エクスプレッションコードも添付しているので、コピペして使ってほしい。

カテゴリー1:カット系(5選)

  1. ストレートカット:最も基本。テンポが速い編集に。エフェクトは何も使わない
  2. Jカット:次のシーンの音声を先に始める。ドキュメンタリーに多用
  3. Lカット:前のシーンの音声を引き伸ばす。感情的なシーンに効果的
  4. マッチカット:形・動き・色が似た2つのカットを繋ぐ。映像詩的な演出
  5. スマッシュカット:音やアクションのピークで突然カット。コメディや緊張感の演出

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カテゴリー2:ワイプ系(5選)

  1. シンプルワイプ(左→右):マスクのPathキーフレームで実装。最も汎用性が高い
  2. ダイヤモンドワイプ:中央から菱形が広がるように現れる。MV系に向く
  3. サークルワイプ:Ellipseマスクを拡大するだけ。シンプルで強い演出
  4. スプリットワイプ:上下・左右から同時に狭まる/広がる
  5. スライドワイプ:新しいカットが上から滑り落ちてくる

カテゴリー3:ズーム・スケール系(5選)

  1. ズームイン:スケールを100→130%にアニメーション。次カットへ繋ぐ前に使う
  2. ズームアウト:130→100%。引きの演出。空間の広がりを表現
  3. パンチイン:一瞬だけ急激にズームイン(3〜5フレーム)。強調と移行を同時に
  4. ホワイトフラッシュズーム:ズームと同時に白飛び。MVや予告編でよく使う
  5. スピードランプ+ズーム:速度変化とズームを組み合わせる。アクション系に最適

カテゴリー4:ブラー系(5選)

  1. モーションブラートランジション:カット切り替えに合わせて水平ブラーを瞬間的に入れる
  2. レンズブラー:前のカットをぼかしながら次のカットにフェード
  3. ラジアルブラー:中心点から放射状にブラー。回転演出に使う
  4. ディレクショナルブラー:動きの方向にブラーをかける。スポーツ動画に向く
  5. カラーブラートランジション:色調を変えながらブラーを入れる。雰囲気転換に

カテゴリー5:グリッチ・テック系(5選)

  1. RGBシフトカット:前項のRGB分離グリッチをカット点に入れる
  2. デジタルノイズカット:VHSノイズをカット前後に入れる。レトロ感の演出
  3. バーティカルスキャン:縦線が画面を走ってカットが切り替わる
  4. ピクセルソートトランジション:ピクセルが乱れながら消えていく。アートデザイン向け
  5. ホログラムカット:青白いホログラム風のフリッカーを入れてカット。テック系動画に

エクスプレッション:使いまわせるトランジション汎用コード

// フェードイン(任意のレイヤーのOpacityに適用)
// startFrame から durationFrames かけてフェードイン
startFrame = 0;
duration = 15;  // フレーム数
ease(time, startFrame/frameRate, (startFrame + duration)/frameRate, 0, 100)

// スライドイン(Positionに適用、左からスライド)
startFrame = 0;
duration = 20;
startX = -thisComp.width;
endX = 0;
progress = ease(time, startFrame/frameRate, (startFrame+duration)/frameRate, 0, 1);
[startX + (endX - startX) * progress, value[1]]

まとめ:25本のうち10本マスターすれば十分

25本全部を同じ動画で使う必要はない。自分のスタイルに合う10本を「得意なトランジション」として身につけ、残りは必要なときに参照する——これが実務での正しい使い方だ。

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