AfterEffects→Lottie変換の完全手順【Bodymovin対応・よくあるトラブル解決集】

AfterEffectsからLottieへの変換

AfterEffectsで作ったアニメーションをLottieに変換する際、「書き出したけど動かない」「表示が崩れる」というトラブルが起きがちです。このガイドでは、変換の全手順と、よくある問題の解決方法を詳しく解説します。

事前確認:AEプロジェクトのLottie対応チェック

すべてのAE機能がLottieに対応しているわけではありません。書き出す前に以下を確認します。

問題になりやすいプロパティ

  • 3Dレイヤー:2Dに変換するか、3Dの雰囲気はスケール/位置アニメで表現
  • エフェクト(グロー・ブラーなど):多くはLottie非対応。代替手法を検討
  • モーションブラー:対応していないため、設定をOFFにする
  • フォント:サーバーで利用できるフォントを使用するか、シェイプに変換
  • ネストされたPrecomp:基本的に対応しているが、深くネストすると問題が出ることがある

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Bodymovinプラグインの設定

インストール方法

Bodymovinはaescripts.comまたはAdobe Exchangeからインストールできます。

  1. ZXPインストーラーを使ってBodymovinをインストール
  2. AEを再起動
  3. ウィンドウ → エクステンション → Bodymovinを開く

書き出し設定のポイント

Bodymovinパネルの設定で重要なオプション:

  • Settings → Glyphs:フォントをグリフ(シェイプ)として書き出す → フォント依存なし
  • Assets:画像を埋め込む(inline=true)か外部ファイル化するかを選択
  • Bodymovin version:最新版を使用

書き出し手順

  1. 書き出すコンプをBodymovinパネルの一覧から選択
  2. 右側の「…」から保存先フォルダを指定
  3. 「Render」をクリック
  4. 完了後、指定フォルダにJSONファイル(および画像フォルダ)が出力される

LottieFilesでのプレビュー確認

書き出したJSONをすぐにブラウザで確認するにはLottieFiles Previewが便利です。

  • JSONファイルをドラッグ&ドロップするだけでプレビュー
  • アニメーションの一時停止・再生速度変更が可能
  • 公開・共有もできる

よくある問題と解決方法

問題1:テキストが表示されない

原因:使用フォントがブラウザ側にインストールされていない

解決:Bodymovinの「Glyphs」設定でフォントをシェイプとして書き出す

問題2:色が違う

原因:AE側でリニアカラー設定を使用している場合、Lottie側でガンマが異なる

解決:AEのプロジェクト設定でsRGBに変更してから書き出す

問題3:アニメーションがカクつく(Webで)

原因:JSONファイルが大きすぎるか、レイヤー数が多すぎる

解決:不要なレイヤーを削除、画像を最適化、フレームレートを下げる(60fps→30fps)

問題4:特定のエフェクトが再現されない

原因:Lottie非対応エフェクトを使用

解決:エフェクトを使わずシェイプアニメーションで表現するか、PreRenderしてラスタライズ

画像の扱い方

Lottie JSONに画像を含める方法は2つあります:

方法1: 外部ファイル(デフォルト)

animation.json
images/
  img_0.png
  img_1.png

サーバーにフォルダごとアップロードする必要があります。

方法2: Base64インライン埋め込み(推奨)

Bodymovinの「Assets → Inline assets」をONにすると、画像がBase64でJSONに埋め込まれます。ファイル管理が楽になりますが、JSONサイズは増加します。

ファイルサイズ最適化

  • 使用していないプリコンプ・レイヤーを削除
  • キーフレームを減らす(イーズカーブを使いフレーム数を削減)
  • 高解像度画像はリサイズしてから埋め込む
  • lottie-compress等のツールでJSON最適化

WebへのLottie実装については

変換したLottieをWebに実装する方法はAfterEffects×Lottie×Web完全ガイドをご参照ください。テキスト・画像の動的差し替えはLottie JSONで動的差し替えをする方法で詳しく解説しています。

まとめ

AE→Lottie変換で最も重要なのは「Lottieが対応している機能の範囲内でAEを使う」ことです。制作前にチェックリストを確認することで、書き出しトラブルを大幅に減らせます。


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