概要
Claude Code、SSH、Google Search Console / GA4のAPIを連携させ、40以上のWebサイトのSEO分析・施策実行・レポーティングを全自動で行っている管理システムです。
なぜ作ったのか
自分が運営しているWebサイトは40以上あります。テンプレート販売サイト、SaaS、ブログ、LP、それぞれにSEO対策やコンテンツ更新が必要です。これを1サイトずつ手動で管理していたら、それだけで1日が終わります。
最初は「効率化したい」くらいの動機でしたが、途中から「手動管理は物理的に不可能」という現実に直面しました。サイト数が増えるほど、1サイトあたりにかけられる時間は減ります。でも放置すれば検索順位は下がる。この矛盾を解消するには、全自動化しかありませんでした。
自動化した結果、40サイトの管理にかかる自分の作業時間はほぼゼロになりました。データ収集、分析、施策実行、すべてが自動で回っています。自分がやるのは、異常値が出たときの確認と、戦略的な判断だけです。
技術的な仕組み
データ収集のレイヤーでは、Google Search Console APIとGA4 APIから各サイトのパフォーマンスデータを定期的に取得しています。検索クエリ、表示回数、クリック数、掲載順位、ページビュー、ユーザー行動データなどを、サイトごとにSQLiteデータベースに蓄積しています。
分析レイヤーでは、収集したデータをもとに各記事を4象限に分類しています。「高表示・高CTR(エース記事)」「高表示・低CTR(鉱脈記事)」「低表示・高CTR(ニッチ記事)」「低表示・低CTR(要対策記事)」。この分類によって、どの記事にどんな施策を打つべきかが自動的に判断されます。
施策実行のレイヤーでは、Claude Codeがサーバーに直接SSHアクセスし、WP-CLIを通じて記事のリライトやメタ情報の修正を行います。鉱脈記事のタイトル改善、内部リンクの追加、カニバリゼーションの解消など、定型的な施策は自動で実行されます。
レポートは日次で自動生成され、各サイトの状況を把握できるようにしています。重要な変化(順位の大幅変動、トラフィックの急増減など)はアラートとして通知されます。
工夫したポイント
サイトごとの戦略ファイル: 40サイトすべてに同じ施策を適用するのではなく、サイトごとにYAMLで戦略ファイルを定義しています。ターゲットキーワード、許容するCTR範囲、リライトの方針などをサイト単位で設定し、自動施策がサイトの特性に合った形で実行されるようにしています。
安全装置の設計: 自動化で最も怖いのは「間違った施策を全サイトに適用してしまう」ことです。リライト前の記事は必ずバックアップを取り、変更のdiffを記録し、一定以上の変更量がある場合は自動実行を停止して人間の確認を待つ設計にしています。
段階的な自動化: 最初からすべてを自動化したわけではありません。まずデータ収集を自動化し、次に分析、最後に施策実行と、段階的に自動化の範囲を広げています。各段階で十分な検証を行ってから次に進むことで、事故を防いでいます。
このサイト自体が、全自動化の実証です
もちろんこのturkey-tips.net自体も、この全自動管理システムの上で動いています。集客用の記事作成、SEO分析、リライト判定、内部リンクの最適化。すべて自動で回っています。
さらに営業も自動です。別途構築した全自動営業システムと連携し、見込み客のリスト化からデモ動画の生成、メール送信まで人間の手を介さずに実行しています。
もしあなたが検索経由や営業メール経由でこのサイトに訪れてくださったのであれば、それ自体がこの全自動化システムに充分な効果があることの裏付けになるかもしれません。
現時点では全自動営業ツールを一般には公開していませんが、ご興味があれば導入支援も可能です。お気軽にお問い合わせください。
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